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町子が近づいて、声を掛けた。
「こちらはフランスのアンティークの絵画が描かれたものでございます。アンティークの世界は深くて広く……」
町子の説明に仁保は真剣に耳を傾けている。
「それではこれをいただきます」
「ありがとうございます。八千代ちゃんのお友達だからオマケしますね」
「わあ、嬉しい」
仁保は愛嬌のある微笑みを浮かべた。
町子の勧めで、八千代はお昼の休憩を取ることになり、仁保と近くのカフェに入ることにした。
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