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お七夜、お宮参り、お食い初めと、赤ちゃんとの生活は飛ぶように過ぎていく。そんな中、千保子は3ヶ月で首がすわり、5ヶ月で寝返りするようになり、7ヶ月でおすわりとハイハイができるようになった。8ヶ月で立ち上がり、1歳で支えがなくても自ら3歩前に踏み出した時、八千代は娘の成長に感動して目の端に涙を浮かべた。
その頃、仁保の子供が代理母から生まれ、町子の家はさらに賑やかになった。仁保は男の子を産み、『保』と名付けた。
育児の先輩である町子から、赤ちゃんの病気のこと、離乳食の進め方、予防接種のことなどの話を聞き、八千代と仁保は安心して子育てすることができた。
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