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やがて、お互いに限界に近付いてきたのか、イツキはユキを抱き寄せて指を絡ませた。ぐちゅぐちゅと淫靡な音を立てながら、ぱんぱんと激しく奥を突いていく。そうして、最奥を強く突いた途端、ユキの自身からは、白濁が撒き散らされた。ユキの後孔が搾り取る様にきゅうきゅう吸い付いてくるので、イツキの自身が大きく勃起したかと思うと、最奥をめがけて、精液を吐き出した。
「……っ」
「あ、あつい……っ」
最後の一滴まで出し切ると、ユキの後孔からイツキの自身を引き抜く。ユキの後孔からは、精液がこぽりと零れ落ちそうになっていた。瑠璃色の瞳を売るわせて、とろとろに蕩けた表情を浮かべて、ユキは自分のお腹を撫でると、幸せそうに微笑んだ。
「俺、イツキさんのお嫁さんになれて、幸せです」
「ユキをお嫁さんにできて、俺も幸せだ」
「これからも、いっぱい愛してください、旦那様」
「ああ。好きだ、ユキ。世界で一番愛している」
ユキの言葉に目を瞬かせながらも、つられて幸せそうに笑う。そうして、ユキの身体を強く抱きしめながら、イツキは甘く蕩ける深い口付けを落とすのだった。
ショートケーキの様に、愛しいお前に、愛の言葉を紡ぐ。
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