272人が本棚に入れています
本棚に追加
/318ページ
幾つもの山を越えてある田舎の村にバスは、着いた。
すると一人の男がバスから降りた。
身なりは、普通のサラリーマンみたいでリュックを背負っていた。
リュックの名札には、石井優と書いてあった。今のご時世でリュックに名前を書く大人は、あまり居ないだろう。
「暑いなー。さすがに夏って感じだ。」と石井は、ハンカチで汗を拭いながら言った。
石井は、汗を拭き終えるとリュックから地図を取りだし広げた。
地図に指を指しながら道をたどった。
最後に病院を指して地図をしまった。
最初のコメントを投稿しよう!