第27章  降り注ぐアネモネ

2/10
1992人が本棚に入れています
本棚に追加
/404ページ
    ソレは、なににも勝る快楽。 「おいおい、そんなに締めるなっ。」 「ごめん、なさい・・・・・・ (綺麗・・・・・・ドキドキ、する。)」  恥ずかしさよりも彼を見ていたくて視線が(ソ)らせない。 「珱月っ、ナカに・・・出すぞっ!」 「んっ、はい・・・・・・」  ぱちゅっ ぐちゅんっ 腕を押さえ付けられて奥まで牡を打ち付けられる。 「ッ゛、イクッ!!」 「あ゙っ、ぁああ゙っっ!!?」  ビュクッ ビュルル 熱い蜜を奥に注がれる。ソレがこんなにも心地いいのだと教え込まされてしまった。もう・・・戻れない。 「っ、はあ・・・あ・・・・・・」 「珱月・・・大丈夫か?」  行為が終わると必ず窺うように彼は、訊いてくる。満たされているのに少し乱暴でも求められている現実が嬉しい。   
/404ページ

最初のコメントを投稿しよう!