1人が本棚に入れています
本棚に追加
「そーなの。顧問が未経験者で部活なんてやりたくないって人だからメニューとか考えてくれなくて。他にメニュー考えてくれる人もいないから、一番バレーをわかってる私にやれとさ。」
「そっか。頑張ってな。って言いたいところだけど、える既にもう頑張ってるやろ?だから無理しないでな。なんかあったら言ってね。」
無理しないでね。とか、頑張ってる。とか、あんまり言われたことのなかった私は嬉しくてしょうがなかった。
そしてまた少しひろきを好きになった。
「そーいえばさ、ひろなんか電話と妹さんとで話してるときと声違くない?」
「へ?まじ?わかる?」
「うん。」
「エスパーかよ。」
最初のコメントを投稿しよう!