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一夜が明け、異国の空はとてもきれいだ。
付き合って初めての旅行。それも海外。
何もかもが新鮮に見える。
食べ歩きが好きな君。
いつも僕より少し先を歩く君。
「お昼前にそんなガッツリ食べて大丈夫?」
「この街で3番目においしいホットドッグらしいから。
凄くおいしいよ」
1番じゃなく、3番って書いてあるとこに惹かれて買った君。
そういうとこが好きになったのかもしれない。
不思議と一度も喧嘩したこともない。
また君が何かを見つけた。
「あっ!、あそこに有名なスープ屋さんがある!まだスープ残ってるかな」
「・・・・」
僕はあんぐりした。
昨夜、僕と君は初めて結ばれた。
着やせしてるだけで、結構下半身はしっかりしていた。
たしか君のお母さんも結構ふっくらしていた。
だから少し心配になる。
美味しそうに食べる姿は可愛いのだけれども。
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