第1章《大学の恐怖サークル》

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あった!これだわ… タットワの技法、単純な図形の 画像がヒットしてファイルに保存し さっそく、その図形をジーっと眺めた… 《1時間後》 ふぁあ~ほぉら!たまにポーズを変えて 1時間、眺めたけどなんにも起こらないじゃない! あたしはスマホを持って食卓の椅子に座り スマホを食卓の上に置き 床に放り投げた鞄を拾い上げて 中からレポート用紙と筆記用具を取り出し タットワの技法を試した結果を書く… パチパチ…ポワーン え、なに?電気がついたり消えたりしてる! 『ド…ルス様…お菓子…かり…』 なになに…!?声が… あたしのスマホから聞こえてる…! あたしは慌ててスマホを覗く コイシダミサキ 小石田 岬 「え…なんか…お菓子がいっぱい…」 あたしはスマホに顔を近づける 『ドゥルス様…お世継ぎはどうされるおつもりですか?』 これ、どこの映像なのよ… なんかの映画撮影?? コイシダミサキ 小石田 岬 「へ…やぁああっ!」 あたしの体は光に包まれ 意識までも光に呑まれ始めるッ! 『お菓子な魔界へ、ようこそ…』 その声を最後にあたしは意識を 保ちきれずに手放してしまった………
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