第5章《お菓子な魔界》

2/5
前へ
/160ページ
次へ
魔王 ドゥルス 「貴様にこれを…」 チョコで出来た小さな箱を渡されて あたしはドゥルスさんを見つめた コイシダミサキ 小石田 岬 「あけても、良いですか?」 ドゥルスさんは頷く 魔王 ドゥルス 「ああ、気に入ってくれるといいが…」 あたしはチョコの小箱を開ける… 中にはハートのクッキーが入っていた! しかもチョコスプレーとか… 半分チョコがかかってたりとおしゃれ! コイシダミサキ 小石田 岬 「可愛い!」 あたしはチョコの小箱に蓋をして ドゥルスさんに抱きついた! 魔王 ドゥルス 「お…クククッ…」 (心:計画通り!) あたしはドゥルスさんに 頭を撫でられ抱き返されたっ 抱き返されたとき 甘い香りに包まれるっ コイシダミサキ 小石田 岬 「いい香り…ドゥルスさまぁ♪」 いけない、よだれが出ちゃった… 魔王 ドゥルス 「みさき…」 あたしは抱き寄せられたまま モゾモゾと顔をあげる コイシダミサキ 小石田 岬 「は、はい…//」 魔王 ドゥルス 「目がとろんとしてるぞ… 我の香りで酔ったか?」 あたしはドゥルスさんの首筋に 鼻を寄せて目を閉じる… お菓子の香り、最高ぉ…//
/160ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加