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第3章《お菓子な魔界》
は…!気を失ってしまってたようね…
あたしは辺りを見回す
魔王ドゥルス
「起きたか…ハニー
我は貴様を嫁にしようと考えてる…
メイドとして働いて
もらうのも構わないんだが…
我は貴様と交わりたい。」
ええっ!
コイシダミサキ
小石田 岬
「きゃっ!」
ふわふわのベットから転げ落ちてしまった
あたしは慌てて立ち上がる
コイシダミサキ
小石田 岬
「そ、そんな…あたしなんかよりも
良い女性は沢山いますっ…
あ、あたしはメイドでじゅうぶんです!」
ドゥルスさんが立ち上がって
あたしは片手で制止するッ
魔王
ドゥルス
「お前のような女は他にはいない!
我とともにこの魔界を繁栄させようではないか…!」
あたしは制止させた手を下ろし
ドゥルスさんもベッドに座った…
コイシダミサキ
小石田 岬
「か、考えさせてください!」
あたしは急いで部屋から飛び出した!
魔王
ドゥルス
「ああ…待ってくれ!ハニー!」
あたしは部屋の扉を閉めて
扉に寄りかかる
コイシダミサキ
小石田 岬
「はぁはぁ…ふう…」
こんなに熱烈なヒト初めて出会ったわ…
あたしはこのお菓子のお城から出ようと廊下を歩く。
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