23人が本棚に入れています
本棚に追加
/160ページ
第5章《お菓子な魔界》
鳥籠の中に入れられたまま
変わりゆく景色を眺めていると
お菓子の道が見えてきた！
ｷｬﾝﾃﾞｨｰﾊﾞﾄﾗｰ
ﾃﾞｨｱﾌﾞﾙ=ﾃﾞﾓﾆｵﾝ
「ここまで来ればもう大丈夫…
岬さん、もう…私から離れないでくださいよ？」
あたしは何度も頷く
ｺｲｼﾀﾞﾐｻｷ
小石田 岬
「は、はい…ごめんなさい。」
この世界はやっぱり
違う、あたしがいた現世界(ﾘｱﾙﾜｰﾙﾄﾞ)と…
《数分後》
お菓子な城についた！
あたしはその入り口で鳥籠から
解放され、その場でおろしてもらえて
お城に入る…
魔王
ﾄﾞｩﾙｽ
「おかえり！待ちくたびれてしまったぞ！
城下町はどうだった？」
もしかして…ﾃﾞｨｱﾌﾞﾙさん
ﾄﾞｩﾙｽさんにはあたしが一時的ではあったけど
誘拐されたことを言ってない？
あたしはﾄﾞｩﾙｽさんに視線を向けた…
ｷｬﾝﾃﾞｨｰﾊﾞﾄﾗｰ
ﾃﾞｨｱﾌﾞﾙ=ﾃﾞﾓﾆｵﾝ
「はい、特に異常はありませんでした…」
あ、ﾃﾞｨｱﾌﾞﾙさんがこちらを見てきたわ！
魔王
ﾄﾞｩﾙｽ
「そうか、ならいい…
早速だが…みさき、少し我に付き合ってくれ。」
あたしは頷いて
ﾄﾞｩﾙｽさんと一緒に玉座がある部屋に向かい
ﾃﾞｨｱﾌﾞﾙさんは部屋の外で出入り口を見張る。
最初のコメントを投稿しよう！