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そして朝が来た。
小鳥もさえずっていないし、朝日は射し込まず。
なぜなら午前3時前だから。
「う......早起きしちゃった...」
もともと4時起きなので相当早いのだが。
春音はどうせならと扉近くでぱっちりおめめで立って待つ。
ガコンと言う音がしてがちゃっと扉をあけると新聞配達員さんが固まってる。
「あっ、おはようございます!お疲れ様です!」
「えっ、お、おはようございます!今からおねむりですか?」
「いえっ、起きました!」
「は、はぁ......」
配達員さんに、天然なのか、この人。と思われながら挨拶をして春音は部屋に戻る。
「うーんっ、早起きってきもちいなぁ!」
顔を洗ってご飯の準備を始める。今日もすてきな1日だぁ。
「.........はぁ、憂鬱...」
春音の頭は理仁とアレックスのことでいっぱいだった。
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