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教育係の始まり!
「んー...」
けたましく鳴り響く電子音のハイブリッドに耳が悲鳴をあげる。
寝起きは悪い宮島はこうまでしないと起きられないのだ。
急いで布団から這い出て、あちこちにあるボタンを押していく。
「...ふぅ」
洗顔をして味噌汁と納豆ご飯とヨーグルトを食べる。
食べるのが遅い宮島は出発予定時刻3時間前に起きるので、現在四時過ぎ。
だらだらと過ごして、ようやくスーツに袖を通して家を出た。
ちなみに巨人の彼はというと、抱き締めた後で、紅茶を飲み干し、「ほんと、アリガトウ」とイケメンスマイルで言って帰った。
もう会うことはないだろうけど、人の良さそうな巨人イケメンであった。
しかし一時間後、そんな宮島の考えは覆されるのであった...
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