教育係の始まり!

1/10
767人が本棚に入れています
本棚に追加
/79ページ

教育係の始まり!

「んー...」 けたましく鳴り響く電子音のハイブリッドに耳が悲鳴をあげる。 寝起きは悪い宮島はこうまでしないと起きられないのだ。 急いで布団から這い出て、あちこちにあるボタンを押していく。 「...ふぅ」 洗顔をして味噌汁と納豆ご飯とヨーグルトを食べる。 食べるのが遅い宮島は出発予定時刻3時間前に起きるので、現在四時過ぎ。 だらだらと過ごして、ようやくスーツに袖を通して家を出た。 ちなみに巨人の彼はというと、抱き締めた後で、紅茶を飲み干し、「ほんと、アリガトウ」とイケメンスマイルで言って帰った。 もう会うことはないだろうけど、人の良さそうな巨人イケメンであった。 しかし一時間後、そんな宮島の考えは覆されるのであった...
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!