ex) 狂った、ワタシ。

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今のワタシはなんだろう。 考えても、よくわからない。 「っていうか、まりあー」 ワタシを邪魔するかのように、 一人の女の子がまりあに質問をする。 「ん?なに?美琴?」 彼女の名前をみこと、というらしい。 「あのさぁ、気のせいかもしれないんだけど、、」 美琴は何かに臆しているのか、 チラチラと周りを見ている。 「あたしだけかなぁー、わかんないけど、 誰かに見られてる気がするんだけど。。」 「えぇ?そうかなぁ?」 首を傾げながら、まりあ。 「もしかして、」 まりあでも、美琴でもない、彼女が ワタシの方に指をさした。 それにワタシは、愕然としている。 みんなにワタシは見えているのか、 なにかを感じてくれているのか、 些細なことだが、ワタシは少し嬉しくなった。 (そう。ワタシよ。ワタシを感じて。) 頭の中では一生懸命、祈りをささげている。 ワタシに、気付いて。と そんな風に。。。
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