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「確かに。二日酔いは困りますね…」
「なので、白は白でも牛乳を使っています♪アルコールはありませんし、チーズもクリーミーさが増すでしょ?さ、バゲットも野菜もソーセージもありますから、召し上がれ♪」
「いただきます!」
串に刺して、バゲットとブロッコリーを熱々のチーズに付けてから食べる。
すごく美味しい!
気分は某アルプスの少女だ。
子供の頃、テレビで再放送やってたのを見た時に、串に刺してトロトロに溶けたチーズを乗せたパンを食べたいと思ってたんだよね。
もぐもぐ食べながら、俺はある物もチーズフォンデュの食材にしたら美味しいのでは?なんて考えていた。
お酒のオツマミにもよく買われるけど、俺はあの塩気とスパイシーな味が好きで、たまに買っちゃうんだよね。
「ねぇ万琴さん、カルパスもチーズフォンデュの食材にしていいですか?」
「カルパスって…あのオツマミで出る…?」
「そうです♪美味しそうじゃないですか?」
名案だと思ってウキウキしながら話していると、万琴さんがクスクス笑う。
「ふふっ、カルパスってソーセージって意味のロシア語だよ♪ソーセージはそこにあるのにね♪」
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