42人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
「……好きになんかならなきゃよかった…」
ぽつりと呟いた万琴さんを後ろから抱き締めて、絶対に離すまいとがっちりホールドする。
「万琴さん、今"好き"って言いましたよね!?」
「言ってないよ。"好きになんかならなきゃよかった"って言ったんだけど?」
「ほら言ってる♪……ごめんなさい、今日はいっぱい激しくさせてください。万琴さんが気絶するまで激しくします」
「はぁ…仕方ないなぁ。じゃあラストチャンスだからね。全力で僕を落として…」
「や、そんな…そこダメ…!」
「でも欲しがってますよ。欲しくないんですか?」
「本当に生意気なんだから…。欲しいのは当たり前でしょ?透のなんだから…」
そんなこと言われたら、"手加減"なんて言葉は忘却の彼方にフッ飛びますよ!
既に手加減なんて考えてもなかったけれど…。
「本当、煽るの上手ですよね…!」
「誰かさんが…生意気、だから!んぁっ!」
「万琴さんのいい所見つけましたよ♪」
「やっ、違…あ、あっ、ふぁ…んんっ!!」
「声出してください。万琴さんの感じてる声、凄く好きです」
「悪趣味…」
意識が持っていかれそうなくらい気持ちいい。
最初のコメントを投稿しよう!