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恐怖のおすそ洗い
下半身麻痺で歩けないため当然トイレには行けない。
うんこは紙おむつの中にするし、おしっこは尿管カテーテルを入れて排出している。
尿管カテーテルってのは細いホースをちんこの先から入れて膀胱まで通すことで、膀胱に尿が溜まった時点で自動的におしっこが流れるという夢のような道具。
尿問題が色々解決する夢のような道具だが、尿管に常に異物が入っているため、非常に感染リスクが高いのだ。
そのため、毎日綺麗におちんちんを洗う必要があるのだ。
いわゆる「おすそ洗い」である。
自分で洗えれば良いのだが、下半身麻痺なので看護士さんに洗ってもらうことになる。
ただでさえ他人に触られる機会なんてないのに、うら若き女性の看護士に洗われるのだ。
もちろん適切な医療行為だし、一切やらしいことはない。
加えて洗ってもらってる最中は痛みがひどいのだ。
腰は痛いし手術痕も痛い。両下肢はひどく痺れている。
なんだったらカテーテルの入っているチンコ自身も痛いし、前立腺が大きい俺はチンコが動くたびにカテーテルが前立腺に当たってヒリヒリする。
そんな地獄の痛みの中、うら若き女性にオチンチンを触られているというだけで自然とオチンチンがふっくらしてしまう。
オチンチンがふっくらすると前立腺も硬くなり、よりカテーテルを締め付け痛む。
俺は目を閉じて必死に痛みと戦いながら、同時になんとか愚息をションボリさせようと必死に抵抗している。
「ふふっ痛いですかー?」
話しかけるな!
痛みは和らぐがオチンチンが硬くなる。
困る。
再三再四に渡って言いたいが、俺には断じてやらしい気持ちなんてない。
ただ、ちょっと人より感度が良いだけなのだ。
誤解されたくないし、看護してくれている看護士さんに対してやましい気持ちを抱きたくない!
なので必死になって連日オチンチンをションボリさせようと頑張っている。
しかし最近問題なのが、手術から日が経ち痛みが収まってきたことだ。
痛みのおかげで何とか勃起しなかったオチンチンが最近ふつうに半勃ちくらいまで行くようになってしまった。
もう少しリハビリが進めば、一人でトイレに行ける。
どうにか完全勃起オチンチンを晒す前にカテーテルが外れることを願うのだった。
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