田中美里 五

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帰ってすぐ、あたしはまたベッドに沈みこんだ。 愛梨とのこれまでを思い返す。 小学校の頃からの友達で、学校から近いあたしの家に放課後愛梨が寄って、一緒に宿題やゲームをした。 同じクラスの槙ちゃんから意地悪された時、愛梨がやめなよって言ってくれた。おじいちゃんからもらったセキセイインコのピヨがいつの間にかいなくなってしまった時、大泣きするあたしを慰めてくれた。
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