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しかし、貰った!貰った!と喜んでいたチョコレートは、チョコでコーティングされただけの大辛のカレールーだったのだ。
阿呆は、いや黒縁リーダーっぽいメガネは、まったくそれと気付かず笑顔で食し、吐き下し、更には学年主任以下の先生に騒がしいと追いかけられて捕まり、十日間に及ぶトイレ掃除の刑に服されていたのだ。
斯様な屈辱、許されようか?いやさ、赦されていいわけがない!!
しかも、彼を貶めた犯人は、足下の同志二人であったのだからたまらない。
この話は、そんな傷心な彼の大いなる復讐劇でもあるのだ!!
閑話休題
『故にもし、この壮大にして神聖なしりとりに失敗すれば、そのものには死を与えねばならないのだ!!』
「いやいやいや!そんな重たいゲームじゃねーからしりとりはさ!!」
「もう!どっかの赤そうな党の書記長気取りメンドクサイ!!なんでもいいから早く次言えよ!」
『あ、うん、ごめんね。吾輩興奮しちゃった。。えっと次なんだっけ、毛だっけ??』
「「毛の話はすんな!!禿げたらどうする!!」」
『毛根死滅っちゃいそうなの?ごめんね。吾輩気を付けるね。じゃあ、毛じらみで』
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