弐之匣 第二十三話 ある宗教と友人 其之弐

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私の狭い部屋に泊まった友人は、後にも先にもこの友人一人だと記憶しています。 「やっぱ、俺って薬盛られて、知らんうちになんかの暗示にかかってるんやろうか…」 布団の中から友人がそう言ってました。 そして次の瞬間…。 友人は大きないびきをかいて眠ってしまいました…。 こんな奇妙な経験をしている友人を何とか救ってやりたい…。 私はそう思い色々と調べてみる事にしました。 この時代はまだインターネットもなく、何かを調べるって事が大変困難な時代でしたね…。 友人F。 そう…。 こんな時はFが頼りになるのです…。 まだ、この話は続きます…。
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