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弐之匣 第二十四話 ある宗教と友人 其之参
その日、その友人は私の部屋に泊まり、よく寝てました。
私が朝起きて、朝ごはんを食べリビングでのんびりしていると、友人は起きてきました。
「ありがとう。おかげでかなりぐっすり寝れたわー」
と言いながら、私の母の作った朝ごはんを食べてました。
「俺の友達に、そっち方面の事に詳しいヤツがいるんで、今日はソイツに会ってみよう」
と友人に言って、Fに連絡を取りました。
確か、夕方なら会えるとFに言われて、夕方まで時間をつぶしてFに会いに行きました。
Fの自宅近くの喫茶店。
ひげを生やしたマスターが一人でやっている喫茶店で、コーヒーのおいしいお店でした。
この友人とFは初対面で、二人を紹介してFに話をしました。
「○○様って言ったら○○県やなー」
そう言ってFは黙っていました。
「俺も宗教家の孫やけど、俺はあんまり宗教を信じてないんよなー」
そう言ってFは笑ってました。
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