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ここからが、今回の話になります。
その日、私とFは午前中にFの最寄り駅で待ち合わせしました。
二人で昼飯を食いながら、自殺した友人の事に関して知っている事を全てFに話したのです…。
「ふ~ん…。じゃあそのオカンはまだその宗教にハマって浅いんやな」
三年弱って期間が浅いのかどうかは私にはわかりませんが…。
「とりあえず三年程ではあるみたいやな…」
「宗教ってな、だいたいみんな三年~五年でやめてしまうんよ。そうでなかったら私財全部投げ出して、一生ズッポシって感じやな」
私はただただフンフンとうなずき聞いているだけでした。
飯を食って、その友人の家まで、電車で約一時間程でした。
駅を下りて、曖昧な記憶で友人の家まで歩きました。
お供えするプリンか何か買って行った気がします。
ようやく友人の家を見つけて、チャイムを鳴らしました。
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