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友人が自殺した日。
友人と父は一緒にゴルフの練習場に行ったそうです。
いつもならすぐに「帰ろう」と言い出す友人が、いつまでも父の隣のブースで練習を辞めなかった。
帰りに近くの遅くまでやっているスーパーでビールを買って、家に帰り風呂に入って、父親と一緒に遅くまでビールを飲んでいたと言ってました。
母にもビールを勧めて、ワイワイ話をしながら飲んでいたと言います。
その日、宗教の話は一切せず…。
明け方、飲み過ぎたので喉が渇き、トイレに起きた父が友人を見つけたそうです。
まだ、そんなに時間が経っていなかったので、救急車を呼んだのですが間に合わなかった…。
友人の父はそう話してくれました。
「遺書があったんですよ…」
友人の父はテーブルの上に、友人の手書きの遺書の封筒を出しました。
私もFもその封筒に手を触れることはありませんでした。
「中身は大体想像がつきます…」
私は友人の父にそう言いました。
「話は聞いてもらってたんですね…。ありがとう…」
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