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心地よい寒さが頬をかすめるある冬の日。
吐く息が白く浮かんで、空に吸い込まれていく。
「…ずっと、好きでした!」
高校の中庭で、頬を赤らめながら言う…サッカー部のマネージャー。
ぱっちりとした目に、すらっと伸びる綺麗な足、
いつもは下ろしているミディアムヘアーの髪を、部活中だけくくる姿も心をくすぐられる。
そして、告白を受けている…
サッカー部の次期部長、学年一のイケメン。
いや、下手すると学校一になるかもしれない。
それくらい、自慢の美貌だ。
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