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けれど彼との出会いと関わりが、自分の意識を変えてくれてるのは間違いないと、それだけはハッキリ言える
不幸せしか見えない未来に希望なんてなかったが、今はこの瞬間瞬間が幸せで、わずかながらに2人で過ごす幸せな未来も夢見てしまう
「ねぇ椿さん」
「んー?さすがにもう限界だぞ」
気怠げというよりは、疲れ切ってため息までついて背中を向ける
明らかなるセックス拒否の態度
「もし俺がいつか結婚したいって言ったら」
「は!?俺は別れねーからな!!」
「椿さんとだよ!」
「あ?ああ俺と……俺!!?」
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