幸せの朝のルーティーン

朝はトーストで始まる

「ママ～？」
起きてからここまで、私のルーティーンは数十年変わらない。
でもここ数年で私のルーティーンはすごく増えた。

「早く着替えてきて！時間ないよ！」
「できない～、ママやって～。」
「ママ？靴下ないんだけど。」
自分のことだけじゃなくて、息子や大きな息子のような旦那の
ルーティーンの手伝いをすることが私の新しいルーティーンになった。

これがなくなったら私の朝はもっと平和になるのだろうか。
自分に問いかけてはみるものの、
でもやっぱりそうはならないと思う。
自分は自分の経験からそう学んでいる。

「ママ、できた！」
「一人でできたか！えらいよ。」
それに私のそこそこの生活にプラスされた嘘みたいな幸せを
朝の平穏と引き換えに手放す気なんてさらさらない。

こうやってルーティーンがどんどん増えて
私の朝が忙しくなっていくことこそ、
わたしのそこそこの生活にとっての幸せの量に比例する気がするから。