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「……うん」
諒ちゃんは俺の言葉に頷き唇を噛み締め、恐る恐る腰を落としていく。
素直だよね。ちょろいって言うか。ちょっと心配になっちゃうよ。そんなふうに思いながらも、自分の手中にいる諒ちゃんを愛おしく感じる。
不安げに眉を寄せてる。あー、その表情めっちゃ萌える。
俺は自分のを支えながら、諒ちゃんの腰を下へグイグイ下ろした。
「ぅ……っ……ぅぅ……」
「いいよ。気持ちイイ……諒ちゃんの中、キツくって最高」
「っは、……た……さん……」
全部埋め込んだ諒ちゃんは、俺にガクッと身を預けるように抱きついた。もう体力も気力も限界って感じに肩に顔を埋めちゃってる。
「諒ちゃん……可愛いねぇ」
背中を撫でながら、デレデレして言っちゃう。
くてんくてんでヘロヘロな諒ちゃんはなんとゆーか……俺の根っこの部分を凄く満たした。なんだろ。これ。こんなの初めて。俺って、自分で言うのもなんだけど、「優しい」って定評があるのに……諒ちゃんに関してはずっと苛めてるような気がする。
「カナタさん……それ、使う相手間違ってる……」
諒ちゃんは余裕無いくせに、減らず口を叩く。俺は女の子じゃないから、可愛くなんてないって、負けるもんかって頑張る。そんな所も可愛いよね?
俺はそれに応えず、諒ちゃんの腰を両手で鷲掴み上下に揺すった。ギュウッと締め付けられる俺のが、諒ちゃんの狭い所を出たり入ったりする。
ヤバイ。もう、イっちゃいそうだ。
「あっ、んぐ! ……う、……っはぁっ、あっ! あぅっ! んああっ!」
諒ちゃんは我慢できないと高い声で喘いだ。
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