第4話 突撃!広太のお部屋訪問

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いやーマジで狭すぎんだろ窓もあんな小窓だし足場なんて無いに等しい、満足に歩けないんじゃないか? 見たところ山田家は部屋数はとてつもない数があるようだ、一生立ち入らないような場所とかもあるんじゃないか?こんな部屋住む位なら変えてもらえばいいのに~とか思ったあたりでゾワッと背筋に嫌なものが走った。 ん、こんな部屋? 西岡の部屋を見る、とても狭いが日当たりはよく狭いながらに人間味を感じられる作りになっていた、ベッドの下にはダンベルや雑誌なんかもある。 俺の部屋をみる、西岡の部屋より広い。 以上だ。 ん? いや、まぁ広いかな、比べたら。 客観的に見て俺の部屋は西岡の部屋の幅を倍にしたみたいな広さだ、狭くはないが決して広くはない。 この家全体から見れば狭すぎるぐらい。 いや物置よりも狭い。 とても、狭い部屋だった。 そして 「…窓がない」 俺は立ち上がり襖を閉めた、西岡が何か言おうとしていだがピシャリと閉め出す。 そして明かりのスイッチを消した。 パチンッ 闇が広がった
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