刃先の秒針
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刃先の秒針
まるで、治療を忘れた鎌鼬が暴走したかのような無惨な屍の山。 ある者は顔面が切り刻まれており、眼球や臓物が抉り出されて、骨が削げている。またある者は脳漿が飛び散り、脳味噌もまた蛆のようにぐちゃりと散らばっていた。 鼻から脳天を突き抜けるような血腥さ。死の蒸気が漂う山賊達の巣窟。そこで仕事を終えた男は、戦利品とも言える遺体を座布団にし、一服していた。 一人の大男を前にして。
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