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3月3日
久しぶりの徒然ン草
学校の庭の桜のつぼみが綻び始めた。
僕はそれを横目に重い荷物を運ぶ。
そんな3月が始まった。
散らかしまくった教材達。机が動かないほどフックに掛けてある体操着とシューズ。椅子に絡みついた防災頭巾。
そして僕の脳を襲う学年末テスト。
ひな祭りだなんて浮かれていられない。
おひなさん飾ってひなあられ食べて今日を終える。
雨の中歩くのは結構いい。とくに、ゆっくり歩ける時に何か思いつくことが多い。話のネタだったり、友達に仕掛けるしょうもない悪戯だったり。
晴れているときよりも情報量が多い気がする。
いつか曲を作ってみたいと思う。歌詞(っぽいもの)なら今も書いているが(あげてるので見てください(土下座姿勢))、作曲の部分になるとそう簡単に作れるものではない。僕は音痴なのだから。
友達に絶対音感の持ち主がいる。僕にはその世界を聴くことが出来ない。
また哲学みたいな話になる。
どうして僕は僕なのか、と。隣の席のこいつじゃなくて。前に座っているあの子じゃなくて。後ろにいるその子でもなくて。斜め後ろのあいつでもない。
「レン」である「僕」の存在が不思議に思えてくる。
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