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先生と看護師さんと
融合移植のコーディネーターさんだけが
私の元を訪れる日々
ただただ虚しく、なんの感情も湧くこともなく、生かされる毎日。
少しずつ、だけど着実に私がとける日の準備は進んでいく。
こんな治ることの無い病気を持った私でも、とかして、病気の部分を取り除いて、綺麗に殺菌、浄化すれば、何人もの生命を救えるのだと、コーディネーターさんは、必死で説明していた
あなたは他の人の中で生きていくから、消えてしまう訳では無いのよ、と。
綺麗に言えばそういう事だけど
私の私としての意思は消えてしまう
それはどうしても、変えられない事実だった
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