また君に恋してる。
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上り駅から下り駅に煌々とヘッドライトを点けた電車が手前のカーブを越えて入ってきた。 寒風吹く待合の中央付近にいた厚手の上衣にスーツ姿、左手にビジネスバッグを持った男が首を回しながら気怠そうに黄色い線の内側まで移動してきた。 鼻先は赤く吐く息は薄く白い。 もうすぐ四月と言うのになぜ寒いのだろう。 なんて考えていた。
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