また君に恋してる。

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主観的に言えば、僕は好いている。 貴方をいつからか好きになっていたのでしょう。 そんなありふれた歌詞が反芻するのだが、彼女は僕の気持ちをなんとなく気づいているだろうと、一方的に考えている。 いつかこの想いが成就するのかなと一方的な妄想が思い浮かび、馬鹿みたいだなと自嘲すると帰路途中のコンビニエンスストアで、ツマミとビール3本を購入した。 「ありがとうございましたー」 コンビニ店員の挨拶を背に寒空に出ると 「寒っ」 と言いながら夜道を歩いていた。
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