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「わー、本がいっぱいだね-」 男の子の部屋って感じ。 「高3から止まってるんだ。本当に懐かしい…」 「久しぶりなの?」 「この部屋は大学1年であの家に転がり込んでからは 一度も来ていないから」 「そうなんだー」 「鈴、これ。 鈴のおにぎり包んでた布 持ったまんまだったらしい、ごめん。」 「懐かしいね-。おにぎりどんどん大きくなってね。」 「ああ、楽しかった。何が入っているか。 鈴のおにぎり食べた日は夕食は入らなかったな」 「え!?そうなの?多かった?やだ、ごめん。 今は?」 「鈴気付いてないの? 高3の時の方がMAXででかかったぞ。 今は丁度良い大きさだから全然問題ない。」 「いつもワンパターンじゃないかって、心配なの…」 「全然。退職するまであれでいい。」 「退職するまで!?あはは。わかりました。」 んっ。 いきなりキスが降ってきた 「ちょっ、ちょっと!んっ。かける…ん。」 もう! 「鈴、愛してる。」 啄むようにかけるがキスをしてくる…
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