キミは忘れてしまったね。
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21時。よい子はみんな寝る時間。 僕は一人、学校の屋上のフェンスにもたれかかっていた。 ふと、昔の君を思い出して目を細める。 宇宙の星をかき集めて、目に入れたのかと思うくらい、あの時の君は輝いていた。 あの瞳を、僕はもう見られないのかと思うと残念だ。 いけない。黄昏ている暇は無いんだった。 僕は大急ぎで支度をするとブラックホールに死体を放り込んだ。
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