一眠り

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「んー、何人連れてけばみぃは満足するかな?」 薄汚れた子供やこちらを見てヒソヒソする大人達を見ながら言った 「最低でも10人は欲しいdeath。最優先は家畜の世話や街の清掃をやってくれる人death!」 んー、どれにしようかな 「此処はガキが来るようなところじゃねぇぞぉ?」 「うわ、くっさ!!!!ちょっとそれ以上僕に近寄るのやめてよね!」 鼻がツーンとする… 「あぁ!?てめぇナメてんじゃねぇぞ!!」 「'捕縛'知ってる?僕これでも綺麗好きなんだよ?」 僕に近づいてきた男達を捕縛し鼻をつまみながら言った 「はぁ、何か面倒くさくなってきたー…帰るにしても見られちゃったし…消すしかないかなぁ…」 腕を組みデスに聞いた 「お父さんを許してあげて!!お願いです!!僕にできる事なら何でもします!!家には病気の妹がいるんです!! お父さんが居なくなったら…生きていけないんです!!」 突然薄汚れた子供が男の前に立ちふさがる 「ジン!隠れとけって言っただろ!?」 どうやらリーダー格の息子らしい… 「ふむ…デスこれは洗えば使えるかな?ネネ呼んで?」 「了解death!ネネ'強制転移'」 ポンッと現れたネネはあまりの臭いに顔をしかめた 「此処臭いNe…」 「ネネ、あいつら使える?」 鼻をつまみながら男達をジロジロ見るネネ 「初級魔法程度なら使えるし、肉体労働に向いた体つきだNe。中でもこの男の子はレアな属性持ちだからぜひ確保したいNe」 レアな属性かぁ 目をキラキラさせてるネネは珍しいし持って帰るか… 「ねぇねぇ、君さっき何でもするって言ったよね?」 「う、うん」 男の子の目線にあわせて話し掛ければ少し怖じ気づきながらも僕の目を見た
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