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「先輩、どうにかなりませんかね。」
「何だいきなり。」
「カラヤちゃんのバイト代です。
幾ら何でも酷すぎませんか?」
「仕方ないだろ、規則なんだ。
魔法使いのバイト代、時給2000円。
成功報酬は高校生以下に限り上限1万円とする。」
「・・・今回、拘束時間が長かったので2万円で大喜びしてましたよ、あの子。」
「喜んでるならいいじゃないか。win-winだ。」
ユーカは釈然としなかったが、確かに普通の高校生がバイトをするとすれば、悪い金額でなはい。
でも、カラヤはその辺の魔法使いを遥かに凌駕している。
あれだけの魔法を、あんなショーやパーティーに使うなんて、勿体無すぎる。
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