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「で、彼女は何と言ってるんだ?」
「ただただ怖かった、と。」
ロアは顔をしかめた。
「そんな事を聞いてるんじゃない。彼女は魔法が使えるのか?そもそも魔法力があるのか?」
「彼女は帰国子女で、8歳の時に帰国した際、検査を受けています。中学入学時も最終検査を受けてますが、魔法力は微量です。
魔法力は生まれつきで変わらないはずですよね?
魔法力もほとんどないのに、ちょっといじめられただけで魔法を使えてしまうなんてあり得ないじゃないですか。
私たちの学校でのあの地獄のような特訓は何だったんですか?」
「まぁ落ち着こう。まずはそのカラヤという少女に会ってみようじゃないか。」
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