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彼女達の花言葉
真紅のゼラニウムの花言葉
メランコリー、慰め
白のゼラニウムの花言葉
私はあなたを信じない
ピンクのゼラニウムの花言葉
疑い
同じ花でも、色が違えば持つ言葉も違う…。
ゼラニウムの花は、その代表と言えるのではないか。赤と真紅、この似た色の花びらですらも、全く違う意味を持つ。真っ赤な色は、憂鬱。慰め。決して埋まる事の無い穴を抱えて、埋めようと必死で生きていく。
真っ白な花は、何色にも染まる事を拒んだ。騙された気になって、ヒトリヨガリを嫌いだと言いながらヒトリヨガリする…誰もわかってくれない?違う…「自分自身が」、誰にも関わろうとしなかった。皆が私を腫れ物扱いして、もう誰も信じられない…寂しくて、認めて欲しくて、誰にも気付かれたくなくて、自らの手で自らを…。
皆違って皆良い。「ほんとにそうなんでしょうか?」気付いて欲しい傷を隠して、チラチラ覗かせる。そんな人ばかりです。だから、気付いてもらえないと、気付かない人を怒る…一方的な我儘にも見えますが、どうやら違うようです。疑う事を前提とした社会で疑えないことは、とても生き辛いものです。きっと、ろくな人生もおくれないのでしょうね。
ゼラニウム全体の花言葉
真の友情、愚かさ、信頼、尊敬
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