第5章 ライバル会社…「ヨリヒロ」…

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第5章 ライバル会社…「ヨリヒロ」…

はじめに… どうして、「ヨリヒロ」は国が推奨する「スピリチュアル剤」「SPi」を… 同業他社を抑えて、評価され、国、厚生省がまかせたのか? 俺は、理解出来ないでいた。 そんな事から、まず… 「ヨリヒロ」のリサーチを岡田にお願いした。 岡田の調べによると、「ヨリヒロ」は何とか… 「ヤンケル」の市場シェアを奪う事を目論んでいた。 国、厚生省が「ヨリヒロ」に「スピリチュアル剤」「SPi」の協同開発の依頼をしたのは… 公表では… 精神安定剤において、優れた技術を持っていると聞いていたが… 俺が「ヤンケル」の医薬品担当時に国、厚生省とかなり密に… 各種の医薬品、精神安定剤も含め デスカッションしていて… 信頼もあったはずだが…? 「ヤンケル」が精神安定剤において「ヨリヒロ」より優れている事は… 国、厚生省はわかっているはずだが…? その後、岡田が確信ではないが不可思議な事を話し始めた。 「迎田さん…」 「私の大学時代の友達で「ヨリヒロ」に勤めている奴がいるんですが…」 「口外しないようにと言われ… 迷っていたのですが…」 「私もこの様な任務につき…」 「迎田さんの部下になり、信頼出来る上司である事から…」 「話しますが…」 「俺が聞いて、岡田の友達の立場を考え…」 「進めていこうな…」 「ありがとうございます…迎田さん」 「あ、俺の要望なんだが…」 「何ですか?」 「これから、京介って呼んでくれないか?」 「呼び捨てが出来ないなら、京介さんでもいいから…」 「山田も同じ職場だったんでそうしてくれてるんだよ…」 「わかりました…京介さん」 「ありがとう…岡田」
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