2.15

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バレンタインというイベントが、個人的に好きだ 恋人や友人、お世話になっている人 誰かが誰かのために 誰かを想って 作ったり 買ったり そういうことが、世界中でたくさん起きている バレンタインはそんなイベントだと、私は思っている 自分や家族が、外でチョコレートをもらってきて 合計すると結構な量のチョコレート箱が家のリビングに積まれる この時期、そんな光景をよく目にする ああ、私たちはこんなにも愛されているんだと、 自惚れているようだけど 形ある物になるため やっぱりそう感じてしまう 綺麗にラッピングされた、 チョコレートという名の想い それが目の前に無数にあって どうしようもなく嬉しくなる この前の節分で願った「福」が早くも家(内)に入ってきたのかな と、考えたりもする バレンタインは、お菓子会社が儲けるために作ったものだ なんてよく言われている たしかに、元をたどればそうなのかもしれない けれど、こんなにも心が暖かくなるイベントなのだ この寒い二月にバレンタインを作ってくれてありがとう、と 声を大にして言いたい
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