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そして俺達はスクリーンを観た。
『貴様らにはまず、このパッドを渡す。
そこで各自指示された
場所に行って貰う!
』
(…ずいぶんエラそうだなこいつ。)
『そして、各自チームに1名ずつこちらから指名する。
指名されたやつは部屋に入って貰う。
間違えればバツとして制限時間が短くなるから注意しろ。
なお、リタイアはできるが、
その場合連帯責任として
制限時間が短くなる。
』
「ハア!?」
「むちゃくちゃじゃねえか!!」
(この糞運営…)
「では、今ここでリタイアするか?
今、リタイアすれば貴様をここで殺すが??
「…ぐっ。チッ…!」
『安心しろ。簡単な問題ばかりだ。
不正をした場合、
嘘をついた場合、
チームの誰かが答えを教えた場合
その場で殺す。」
(容赦ないなこいつ…。)
その時
ガチャ
閉まっていた扉が開いた。
(ゲーム開始って事か。)
『…制限時間は3分。その間にこのゲームをクリアした者に100万やろう。』
そして俺達全員は体育館から出された。
「諸君達の検討を祈る。」
バタン
そして運営は消えた。
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