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卑猥な笑みを浮かべたタカヤの顔が近づき、由真はヒッと震えあがる。
恐怖におびえるような様子を楽しむタカヤは、膝を掴んだまま、また恥部を見つめた。
見られている。
それだけで、躰の芯が疼きだす。何かが、燻る。
むくむくと勃ち上がる乳首が固くなっていくのを感じた。由真は自分の胸元を見た。乳首はブラジャーの上からもはっきりその形が分かるほどいやらしく主張を始めていた。
秘部は自分では見えないが、妖しい鼓動を始めるそこはビクンビクンとまるで別の生き物のように肥大し始めているのを感じていた。クリトリスは恐らく卑猥な姿で勃起している。心とはうらはらに暴走を始める躰を恨めしく想い、視線を逸らす。
こんなの……この男を喜ばせるだけ……!
「義姉さんは想像以上の淫乱だったな」
タカヤがヒヒヒと笑い出した。
「なっ!」
「ヤられたくて仕方ないんだろ?」
かぁっと赤くなった由真はタカヤを睨み、叫んだ。
「そんなこと!」
「そんなことない、って言えるのか?」
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