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隆司が早速、箱を開ける。
「千佳、これは…?」
「色々考えたんやけど、一緒に店に立つときに使えたらなと思うて、片方づつつける、ペアのカフスや…」
「ありがとう!千佳、めちゃくちゃ嬉しいわ!」
「千佳、ありがとうな、考えてくれたんやな」
ああ、嬉しいな、この顔が見れたら、俺も幸せやわ…
「気に入ってもらったんやったら、嬉しいわ!斎藤さん!ほんまに隆司、幸せな顔で、俺うれしいです…隆司をよろしくお願いします」
「はい、幸せにします」
斎藤さんが改まって言うてくれたわ…
他のお客さんにも祝福されてる姿を見ながら、カクテルを飲み終わり、周りを見渡す。
ええ店やし、ええお客さんや…ほんま隆司、永遠に幸せにや…
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