1.

7/19
前へ
/166ページ
次へ
「加藤、ええ加減にしとけ、もう、帰れ」 「斎藤、人の恋路、邪魔するんやないわ…まあ、千佳…また近いうちにな」 「いや、嫌や!」 即答で返す。 俺の返事は全くスルーや!コイツ! 「まあ、お二人さん、末永くお幸せにや…」 そう言って、去って行った。 「はあ、怖かった…」 思わず、呟いてしもうた。 「すまんな、千佳、加藤は根は悪いヤツやないんやけど、ちょっと素行がな…申し訳ない」 「千佳、ごめんな…」 2人に謝られてしまった。 「いや、もう気にせんといてください。もう、忘れます」
/166ページ

最初のコメントを投稿しよう!

37人が本棚に入れています
本棚に追加