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「……あ……おおきく、なったじゃないか……まだ動くなよ……慣れるまで……」
「はぁ……はぁ……清さま……動きたい……」
待て、と言われて、落ち着かせるために深呼吸をする。初めての快楽に膝がガクガクと震えた。我慢できない。
目の前の愛しい人は、股を拡げ俺の息子を美味しそうに後ろの口で咥えている。全てが丸見えだ。花や動物を愛でていた横顔とは全く違う、こんな淫靡な熱を隠し持っていたのか。修行のような我慢の息遣いだけが部屋に響く。やけに時間が長く感じた。
「…………そろそろ……いいな。ちょっと俺が動くから…………ぁぁ、あっ…………」
高く甘えた声を出して、清様が腰を上下に動かし始める。好きな場所があるらしく、自分のいいところに当たるよう上手く調整していた。助平すぎるにも程がある。ムラムラと欲望が溢れ出した。
「くっ……俺も、限界、です……」
「ちょ、雄一郎……だめ……はじめてのくせに…………や、ん……あ、きもちい……」
恐る恐る腰を動かす。性交とはこうやるものかと手探りで身体を動かす。互いの肌と肌がぶつかる音と衝撃に驚く。清様のご負担になっていないかと、残っていた理性で力を和らげたら物凄い形相で睨まれた。
「手加減……するなっ……」
「すみません、俺……清様が……好きですっ……」
上に乗っている細い腰を両手で固定し、本能のままに突き上げた。もう止まる術はなく快楽に没頭する。清様の前からも精液が散った。
それから、箍が外れたように何度も交わる。現実から逃げるように清様をかき抱いた。
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