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スティラが眠りにつくと、俺は部屋の窓を開け、風を浴びていた
「それにしても、異世界が本当にあるとは、空も向こうと変わらない…いや、こっちの方が空はキレイか…それにしてもおれの特殊スキル一体なんなんだ?まぁ、そんなに考えても無駄か」
「ヒロト、起きてください、冒険いきますよ」
「あぁ、分かってる」
二人は宿を出て、冒険者ギルドに向かうと、クラストが珍しく受付にいた
「待っていたよ、ヒロト、昨日渡すのを忘れていた物がいて、君たちを待っていたんだ」
クラストは真っ白なプレートをヒロトに渡した
「これは?」
「冒険者のランクを現すものだよ」
冒険者のランクを現すプレートを全部で6段階ある
まず、ヒロトが持つホワイトは初心者を意味していて依頼は薬草つみなどスライム大事しかできない
ホワイトを終えると、銅、銀、金、ブラック、グリーンへと上がっていく
ランクを上げるには必要レベルとギルド長による審査より、ランクを上げることができ、ちなみにスティラは最高ランクのグリーンである
「ありがとうございます」
「で、冒険に行くんだろ?」
「はい、何かオススメはありますか?」
「そうだね、ならこれはどうだい?」
クラストから進められたのはゴブリン退治だった
「なぁスティラ?ゴブリンは強いのか?」
「そうですね、ホワイトの冒険者だけでは瞬殺です」
ゴブリンは集団で行動するため、毎年ゴブリンだとなめてかかり、命を落とす物が多いのだ
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