10人が本棚に入れています
本棚に追加
まゆこの目を見て言う。
ものすごい剣幕に、彼女は怯んでいた。
皆しばらく黙っていたが、
院長がそっとタクトとまゆこの肩に手をかける。
「一旦この話は置いておこう。
とりあえず岡田君はその彼女と、会って話し合った方がええ。」
二人は頷いた。
「それより俺から大切な話がある。
ここじゃなんだから、まゆこ早く中に入りや。」
タクトの顔から血の気が引く。
まゆこもハッとした顔をしていた。
彼女も何のことか察知しているようだった。
最初のコメントを投稿しよう!