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「人が足りないんですか?」
休憩室のデスクで翌月のシフト組みに頭を悩ませていた涼太の元へ、勤務時間を終えた倫音が近づき尋ねた。
「うん、18時から深夜0時の中番が続けて2人も辞めちゃったからね。新しいバイトが入るまで、日勤と深夜勤から交代で賄おうと思って。24時間営業を唱ってる限りは、店閉められないしね」
「私、入ってもいいですよ」
「ありがとう。でも高校生は深夜帯に働かせるわけにはいかないから。ましてや、天崎さんは女の子だし。中番以降は『AVおじさん』みたいなのが大量発生するからね」
あれ、俺、大人の男らしくカッコいいこと言ってね?
諭すように言った自分のセリフに、涼太は少し酔っていた。
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