〜帰順化〜

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フランディアナ「(それが数打ちだって?。それが真剣だったら、数打ちとは言えないくらい良いものだが…?)」 深紅「(だからだよ。…コイツは真剣にしたら、色々とな、…どうやら、「血の匂い」ってのが好きらしい。だからコイツを玩具にしたんだよ。 まぁそれは今は置いておこう。重要なのは…お前がちゃんと生き残れるかどうかだからな)」 フランディアナ「(そうだね。だが…まさか私が帰順化した新しき人類と戦う事になるとはね。人生何が起こるか…わからないものだよ。 だが…藍紫君から借りた服を汚す訳にはいかない。着替えさせてもらうよ)」 深紅「いいぞ。その服の下は…戦闘服だったか。まぁそうだろうとは思っていたよ」 深紅はフランディアナが着ていた服を瞬時に着替えて行くのを見てからこう呟くとその服はグレーの戦闘服になっており、全身に仕込み武器がいくつも装備されているのが確認出来る。 アラナス先生「……それでは始めよう。……「隔離フィールド」展開」 先生がこう言うと持っていたクリップ装填式の拳銃を取り出してから上に向けて発砲していき、その瞬間に辺りの空間が曇り空のような濁った色へと変異して空間が隔離されてから、重苦しい空気へと変貌してしまう。
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